まず、自分のスキルを高め、収入を上げることが大切になります。
そのためには、まず、自分が働いている環境が、どのような環境で働いているのか?確認をする必要があります。
私がどのような経験をしてきたのか書きます。
私の場合、小さな町工場を父が経営していました。
しかしその工場は、次第に衰退していく、雑貨の製造業をしていました。
時代の流れとともに、次第に仕事は減り、粗利益はマイナス、いつ、倒産してもおかしくない状況でした。
その時代、雑貨の製造業は、価格競争が激しく、利益を出すことが大変な時代でした。
このような状況から抜け出すため、父が知り合いの工業部品の事業を紹介され、借金で中古の機械を一台購入し、その事業の下請けの仕事を始めました。
この仕事を始め、仕事も順調に増え、なんとか会社運営できるまで、軌道に乗って行きました。
しかし、その時代、日本は高度成長期で人件費はどんどん上昇し、工業部品製造の自動化が出来なければ、採算が合わない時代となりました。
工業部品メーカーに、自動化に向けての治具の改造を交渉しても、下請けの身で相手は受け付けませんでした。
このままでは、家族の生活が守れない。自動化に向けた仕事にシフトしなければ、生き残りができない。
そして、新規取引先を見つけようと、いくつか関連の商社を周り探しましたがなかなか探すことが出来ませんでした。
たまたま、この地区で追加の新規の取引先を探している会社がある。その会社の色々な条件を聞き、合意し取引を始めました。
その会社は自動車部品メーカーで一部上場会社で、
品質のレベルは非常に高い会社でしたが、コスト面では、十分に利益を出すことができ、設備投資による自動化ができる仕事でした。
この資金源は、銀行からの借り入れではなく、それまでに貯めた、自分たちで稼いだお金を再投資して、利益を確保して行きました。私たちの生活は決して派手ではなく、その当時、外食すらほとんど行かず、毎日、毎日、起きている時間は、ほとんど仕事、土曜日も日曜日も仕事漬けの毎日でした。 24時間無人で稼働し、管理していく仕事でした。
働きづめで、働きました。
どうしたらお金を貯めることができるのか?
⑴派手な生活をしない
⑵無駄なお金の使い方をしない。
⑶借金は、利益の出る借金は良いが、できるだけ避ける。
⑷不動産投資、あまり人の話を信用せず、自分の力量にあった投資とするべき
⑸家は中古物件を購入し、内装改装でコストを抑える。車も中古車
⑹海外事情をよく理解して、自分の資産管理を行う。(他人まかせは危険)
次にはどのようにして資産を増やしていくかについて書きます。